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註生娘娘 子宝・健康を願う

註生娘娘 子宝・健康を願う

註生娘娘

民間では註生娘娘が一人の出生、成長及び健康のすべてを司っていると深く信じられており、同時に、女性の懐妊出産、不妊、妊婦が胎児を守る際、祈りをささげる神様でもあります。このため、妊婦、産婦、初めて人の母となる全ての女性は註生娘娘を敬虔に拝み、出産、子育てが全て順調にいくことを祈願します。特に昔の女性たちは子孫を残すうえでとても重大な責任を担っていました。嫁ぎ先の家では子が多いほど福が来るとされており、子が生まれたら、その後は礼儀正しくかつ賢く、健康で平安無事に育つよう求められてきました。そのため、多くの女性が註生娘娘のご加護をいただき、出産育児を助けていただきたいと祈願していました。このように註生娘娘は女性の中で大切な神様となったのです。

註生娘娘通称「註生媽」、出産育児、子供と婦女を守る神様とされ、中国の民間では「子孫娘娘」または「金花夫人」と呼ばれています。《封神伝》には姜子牙は玉皇大帝の命により、三仙島の雲霄(ウンショウ)、 瓊霄(キョウショウ)、 碧霄(ヒショウ)の3名を混元金斗に封じたと記載されています。雲霄(ウンショウ)、 瓊霄(キョウショウ)、 碧霄(ヒショウ)は封神伝の中では、三姑、又は三仙童子と呼ばれており、亀霊聖母の弟子であり、現代ではこの三人の仙童を註生娘娘と呼んでいるとされています。

 

中国では古代より子孫を残し家系を絶やさないという観念が深くあるため、註生娘娘の香炉の火はどこよりも強く燃えています。ただ、註生娘娘を主神とする廟はそう多くなく、通常、観音さまや媽祖さまの廟または側殿に設けられています。そして、註生娘娘のお身体の前には「三十六婆姐」(後に短くなって「十二婆姐」または「十二延女」)と記されており、それぞれ赤ちゃんを1人ずつ抱き、善もあれば、悪もあり、生まれてくる性別や賢いかそうでないかは善業と徳の積み重ねで決まるとされています。

 

男尊女卑の古代において、人々はお供え物を沢山用意し、註生娘娘へは男児が生まれ、家系が続くことを祈りました。今となっては必ず男児でなければいけないというこだわりは強くありませんが、註生娘娘に対する崇拝は時や社会が変わっても、変らず続いています。

TIPS

口訣(唱え言葉)

 

子宝祈願:氏名、旧暦の生年月日と干支、住所、今日はお供え物を心を込めて用意したことを伝え、註生娘娘に祈り捧げ、子宝に恵まれるよう祈願します。

 

子供の健康祈願:氏名、旧暦の生年月日と干支、住所、今日は心を込めてお供え物を用意し、註生娘娘に子供が健康で無事に成長し、病魔から逃れられるよう祈願しにきたことを伝えます。

 

 

参拝日

 

①毎月一日と十五日

 

②旧暦三月二十五日註生娘娘生誕の日。

神様ミニ百科

 

註生娘娘の神像には左手に生育簿、右手に筆があります。これは、婦女一人一人が何人の子を出産したのかを生育簿に記録していることを表しています。そのため、調べれば、すぐに対象となる女子が生んだのは男児か女児かがわかり、次に生まれてくる子の性別を変えるかどうかが決まるとされています。そのため、子を1人もうけるために、多くの人が註生娘娘の元へ祈願しにくるのです。

 

 

参拝方式

 

子宝祈願

①子宝祈願:氏名、旧暦の生年月日と干支、住所、今日はお供え物を心を込めて用意したことを伝え、註生娘娘に祈り捧げ、子宝に恵まれるよう祈願します。

 

②擲筊(チーチャウ)し、お許しがでたら、お供え物用のテーブルにあるお花を頭に挿し、持ち帰ります。

 

③お線香の1/3が燃えたら、金紙を持ち、三拝し、それから金紙を燃やし始める。

 

 

子供の健康・成長祈願

①蝋燭、生花、お供え物を順番通りにお供え物用のテーブルに並べます。

 

②子供の健康祈願:氏名、旧暦の生年月日と干支、住所、今日は心を込めてお供え物を用意し、註生娘娘に子供が健康で無事に成長し、病魔から逃れられるよう祈願しにきたことを伝えます。

 

③各自用意した赤い紐に古銭または鎖のネックレスを通し、参拝後、香炉の周りを3回巡らせ、子供の首にかけることで平安健康を祈願します。

 

④お線香の1/3が燃えたら、金紙を持ち、三拝し、それから金紙を燃やし始める。

編集部だより
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